2026年9月25日

こまどりホームクリニックさんのWEB勉強会にお声がけいただきました
このたび、こまどりホームクリニックさんが開催するWEB勉強会に、特別講師としてお声がけいただきました。
今回のテーマは、
「おうちで“食べること”を支える」。
訪問歯科でできることや、在宅で「食べる」を支えるための多職種連携について、お話しさせていただきます。
こまどりホームクリニックさんは、神経難病の方の在宅療養を支えることに力を入れているクリニックです。
ALSなどの神経難病では、病気の進行に伴って、舌や喉の動き、姿勢、呼吸などに変化が生じることがあります。
その中で、「食べること」はとても大切なテーマです。
「できるだけ口から食べたい」
「大好きなものを、もう少し食べたい」
「家族と一緒に食卓を囲みたい」
そうした思いがあっても、食べることには誤嚥や窒息などのリスクもあります。
だからこそ、食べられなくなってから考えるのではなく、食べられているうちから、みんなで考えていくことが大切なのだと思います。
歯科ができることは、むし歯や歯周病の治療だけではありません。
口腔ケア、入れ歯の調整、噛む力や舌の動きの確認、嚥下機能の評価、VE(嚥下内視鏡検査)、食形態や姿勢についての相談など、「食べる」ことに関わるさまざまな支援があります。
そして、それらを歯科だけで完結させることはできません。
医師、歯科医師、歯科衛生士、看護師、リハビリ職、管理栄養士、介護職、ご家族など、それぞれの専門性を持つ人たちが情報を共有し、一緒に考えることが必要です。
今回、こまどりホームクリニックさんからお声がけいただいたことをきっかけに、「食べる」を支えるための連携を、さらに一歩進めていけたらと思っています。
病気だけを見るのではなく、その人の暮らしを見る。
「何を食べたいのか」
「どんな時間を大切にしたいのか」
「これから、どう過ごしていきたいのか」。
そんなところまで一緒に考えながら、その人らしい「食べる」を支えていく。
たのしみ歯科も、地域の医療・介護の皆さんと手を取り合いながら、「ごはんがたのしみ」な毎日を支える歯科でありたいと思います。
今回のWEB勉強会が、皆さんと一緒に「おうちで食べること」を考える時間になればうれしいです。