2025年11月21日

高島平にお住まいのFさん。
誤嚥性肺炎で入院し、退院して家に戻ってきたときには、ドロドロのペースト食しか食べられない状態でした。
「楽しみがない」「おいしいものを食べたいのに…」
食べることが好きなFさんにとって、とてもつらい毎日でした。
そこで、訪問では入れ歯の調整と、少しずつ負担のない範囲での口腔リハビリを開始。
実際の食べ物を使った練習も取り入れ、まずはお煎餅など、噛んだときにまとまりやすいものからチャレンジしていきました。
するとFさん、少しずつ、少しずつ、
「これなら食べられそう」
「前より噛めるようになった」
と変化が出てきて、表情も明るく。
いまでは、デイサービスでのおやつはみんなと同じものを楽しめるようになりました。
そして今の目標は──
大好きな生姜焼きを食べること。
その日をめざして、今日も一緒に頑張っています。