2025年11月22日
オラルックは、口腔内に励起光(れいきこう)を照射し、組織から出る自家蛍光(じかけいこう)の変化を観察するための機器です。
肉眼では気づきにくい“わずかな異変”を見つけることができます。
【口腔がんから大切な命を守るために】
口腔がんは早期発見がとても重要です。
5年生存率は60~80%と比較的高く、初期のうちに見つけて治療すれば、元の生活に戻れる可能性が十分あります。
しかし、進行してしまうと
・舌や顎の大きな手術が必要になる
・食べる・話すといった日常生活が大きく制限される。
といった負担が大きくなってしまいます。
【口腔がんとは?】
お口の中にできる悪性腫瘍で、
舌がん(最も多い)
歯肉がん(次に多い)
口腔底がん
頬粘膜がん
口蓋がん
口唇がん
などに分類されます。
原因としては、
むし歯・歯周病による慢性的な刺激
細菌感染
喫煙・飲酒
などが引き金になると言われています。
特に「慢性的な刺激」による発症が多いため、
刺激の原因を早めに取り除くことが予防の第一歩です。
【定期検査で わずかな変化も見逃さない】
オラルックを使うことで、
肉眼では見えない粘膜の変化をチェックできます。
定期的に検査を行うことで、
小さな異常の早期発見 → 適切な治療につながります。
たのしみ歯科では口腔がんの早期発見・早期治療を実現するためにも、
年に一度の口腔がん検診をおすすめしています。